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水谷、山本両会長に続き会長職を引き受けることになりました秦でございます。私なりの「北ノ堂まちづくり協議会」の方針及び目標を述べさせて戴きます。
北ノ堂地区は入居が始まって既に４０年以上を経過しました。当初、若い世代が多く活気があった地域も、社会・経済情勢が大きく変貌する中、世帯構成・年齢構成など地域を取り巻く生活環境が大きく変化し、若い世代・子供の占める割合が極端に低下し、６５歳以上の人口が30％と21％の全国平均を大きく上廻る少子高齢化が進行しております。それだけに人と人の絆が希薄になっているのも事実です。
生活する地域に誇りを持ち、共に住み共に生き共に人生を育んでいく人達と地域をより活性化して人と人の連帯感がある「まち」を創ること。ここで生まれ育った子供達に「ふるさと意識」を持ってもらえるような「まち」にしたい。すなわち、地域コミュニティの形成を図りながら住んでいてよかったと思える「まちづくり」をして行きたい。これが「北ノ堂まちづくり協議会」の原点です。
また、私達「北ノ堂まちづくり協議会」は平成６年２月１日「精華町まちづくりに関する条例」に基づき町から認定を受けた団体でもあります。
しかし、10数年の継続した活動の中で活動そのものがマンネリ化してることも歪めません。人からは「継続は力なり」と申され「伝統作りに繋がる」と叱咤激励を戴きます。その言葉を糧にして原点を反芻しながら前進して行こうと考えております。一つ一つの活動を通じて「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」の考えを意識づけ、行政主導でなく自分達の手で守り育て責任をもって将来に継承できる「まち」を築き上げて行きたい。
そして子供から大人まで活き活きとできる夢のある「まち」に。これらの事から生み出された「地域の力」が「いざ」という時にも大きな力を発揮できることを目標に潤いのある「まちづくり」を推進していく所存です。
北ノ堂まちづくり協議会のキャッチフレーズ「ふるさと・夢・ハート・マイタウン北ノ堂」の下で活動を精力的に進めてまいります。今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い致いたします。
平成21年3月31日
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